初めて出会い系を使った時の話です。
当時私は千葉方面の千葉の大学に通う学生でした。
ただ、実家から大学までは2時間近くかかってしまい、親も一人暮らしを認めてくれないので、移動に貴重な時間を使ってばかりいました。
電車の中では本を読んだりスマホをいじってしながら過ごしていたのですが、ある日たまたま広告を目にしたのが出会い系のサイトでした。
家と大学の往復に時間がかかりバイトも入っていた私はサークルに所属する余裕もなく、大学生なのに恋愛のチャンスを完全に逃していました。
そんな中、出会い系に強く惹かれてしまって、ついつい登録してしまいました。
登録をしてちょっと書き込むとすぐに返事が来ます。
異性との出会いに潜在的に飢えていた私はすっかりハマってしまって移動時間はずっと出会い系を開くこととなりました。
最初は純粋な出会いがあるかとも期待したのですが、少しエッチな内容のコメントにした方が喜ばれることに気が付いてからは、掲示板にも積極的に書き込むようになりました。
最近すっかりご無沙汰だった私にとっては刺激的で、最初は書きこんでいただけでしたがいつの間にか実際に会ってみたい気持ちが強くなり、通学途中の上野で会えるという人と関係を持つようになりました。
その人とは完全にセフレの関係でした。
相手は私より3歳年上の社会人でしたが、あまり大人びていない良い意味で子供っぽさが可愛く思える人でした。
ただし関係は完全にドライなもので、デートは非常に簡単なものでもっぱらセックスだけをしていまいした。
私としては少し物足りない部分はあったものの、その人とのセックスは私の少ない経験の中では飛び抜けた快感で、文句を言う気にはまったくなれませんでした。
大体が私のバイトが無い日に上野駅で待ち合わせて、軽く食事をしてから湯島まで歩いて終電の時間までホテルに入っていました。
湯島のホテルは不倫と思われるカップルだらけで、なんだかこっちまで悪ことをしている気分になりましたが、それも含めて非日常を味わえる関係でした。
早い時間からホテルに入った時などは2回でも3回でも求められましたし、道具を使ったプレイも体験しましたので私の体はその時に開発されたと言ってもいいでしょう。
目隠しプレイはその中でも最も興奮したプレイの一つで、今でもすることがありますので完全にその時の影響が出ています。
自分がMだと気が付いたのもその時が初めてでした。
結局散々弄ばれた結果飽きられてしまいましたが、今でもあの時のような相手を期待して出会い系をつかってしまいます。